このクルマは令和のKP61だ ジムニーシエラ(3)

燃費ジムニーは燃費を気にして乗るようなクルマじゃない、と怒られそうですが参考までに。ちなみにこのシエラはアイドリングストップ機能が追加されたモデルです。前述の通勤での燃費はこんな感じです。 446km走って平均18.0km。数キロほど自動車専用道を走…

このクルマは令和のKP61だ ジムニーシエラ(2)

さて、シエラの5速MTですが、私には少しばかり扱いにくいものでした。分かりにくいゲート。動きのシブさ。盛大に離れたギヤ比。痛む五十肩をなだめすかしながら操作するも時折シフトミス、シンクロが抗議の声を上げます。丁寧に、とか言っておきながらこの…

このクルマは令和のKP61だ ジムニーシエラ(1)

JB74ジムニーシエラ(JC)5MTにしばらく乗る機会がありましたので、感想を述べたいと思います。 登場からすでに4年経過しているうえ、走行条件は舗装に限るという感想文になりますが、未だ納期は長く、ディーラーのお話ではATの受注の方が圧倒的に多いこと…

良いお年をお迎えください

長らく続けられてきた不正。今起こっている出来事は、全ての自動車メーカーが何らかの「回答」を迫られているように見えます。何の落ち度もない歩行者が巻き込まれる痛ましい事故も相変わらず発生しています。もちろん事故を起こしたくて運転している人など…

考え方 10

あんなに血眼になってガソリン車はだめとか言っておきながら、ろくに人も荷物も載せられないけど0-100km2秒台などという、どこがエコなのかさっぱり分からない金持ち用のミニ四駆みたいなEVなんかポンポコ作りまくって、一体何がしたいのでしょうかあの人た…

法律のせいで余計危険になってないか?

電動キックボードの特定小型原付区分って、あれ何なんでしょうね。おそらく自転車代わりということなんでしょうが、なんか不思議な感じですよね。 歩道では「6km以下」だったら、体のためにも歩いた方がいいような気もするし、歩くのが難しいのだとしても、…

がんばれハコバン

先日、国沢光宏さんの公式サイトを拝読していると、ホンダが2024年にN-VANの電気自動車を発売する、という記事がありました。とても興味深い話です。いよいよかな、という感じです。低価格はもちろん、クルマとしての完成度についても、設計の古い先行他社の…

カー・アンド・ドライバーと私

少し前に発売された「カー・アンド・ドライバー」11月号は、巻末の岡崎宏司さんのコラムによると44周年号とのこと。44年!同紙の一ファンである自分にとっても、感慨深いものがあります。 記憶にある一番古い「カー・アンド・ドライバー」は、巻頭にア…

阪高トライアル

今朝、最初の現場に向かうべく、阪神高速池田線に乗った。 交通量は少なめで、その分流れも悪くはない。それなのになんだか走りにくい。環状線に合流するあたりで、それが顕著になってきた。 今日は平日とは違う。猛然とあおってくるトラックも、やたらと飛…

さすがは、スズキ 2

トヨタ車はレトロですね。初代ミライは「UFO戦士ダイアポロン」そっくりだったし、先代までのカムリは「トイストーリー」の悪者ロボットザーグ、GRヤリスは「ロボコップ」のED209、一時アニメ的と言われたプリウスも、アニメにしたって80年代テイストだっ…

さすがは、スズキ

私が住む町には、なぜか暴走族がたくさんいます。昼夜問わず、毎日のように老人と動物ばかりのこの町を旧車で走り回る彼らの姿を見かけるたび、私はなんだか懐かしい気持ちでいっぱいになります。そんな彼らに対して、ちょっと気になることがあります。先日…

ジクサー150は電動化いらんよね

クルマの電動化についてここのところ様々な議論がなされていますが、業界のプロの間でさえこれほど意見の相違があるものなのかとちょっと驚いています。完全電動化(燃料電池含みます)確定派の自動車評論家さんでさえ、最近はe-fuelのことを口にするように…

笛吹は誰だ 2

前回、私は「マスク付けっぱなし」に感じる疑問を述べました。しかし、私はきれいさっぱり忘れておりましたが、これとはまったく逆に、実は良いこともあるんじゃないかとも思っています。それも、まさに国道沿いの歩道を歩いている時に、です。 タバコ好きで…

笛吹は誰だ

何度も書いてきたように、K県は完全なるクルマ社会です。大阪だと、歩いたり自転車で移動していた人達が、全員クルマに乗っているようなものです。なので、歩道を歩いていても滅多に人とすれ違うことはありません。私の住む町は、K県でも比較的人口が多い所…

白いクーペと、夏の終わり

ラジオで地元のFMを聴いていると、聞き覚えのある古い外国の曲が流れてきました。かつてクルマのCMで使われていた曲です。そういえば先日、愛車を運転中に久しぶりに稲垣潤一さんの歌を聴いていたのですが、この時はヨコハマタイヤのCMを思い出しました。 何…

操作について 10

目線(視線)について少し補足したいと思います。 運転は逆算 例えば山間部などのカーブが続く道を運転中、何となく走行ラインが定まらない、リズムよく走れないなどと感じる時があります。理由はいろいろ考えられますが、ここでは「目線」に関係する何らか…

そして、すぐそばに

晴天が続いたので、久しぶりにツーリングに出かけました。行先は宇土半島。八代側から時計回りにぐるっと一周してみました。 とにかくどこをとっても風光明媚な土地で、光り輝く島原湾を眺めながら走っている時には、あまりの気持ちよさに、あらゆるストレ…

未来は遠く

人類はかつてないほど様々な危機に直面しています。そんな何よりお互い協力し合うのが重要な時に、なぜいつまでも人間同士で争わなければならないのか。これでは月や火星への移住も間に合いません。誰にどのような思惑があるにせよ、それは世界があってのこ…

クルマの話なのかバイクの話なのか

ロードスターにKPCという機能が追加されましたが、その動作を知ったとき私はなぜか、ずいぶん昔にバイク雑誌で読んだ宮崎敬一郎さんの言葉を思い出しました。 「よくものの本にリヤブレーキを使う必要なんかない、なんて書いてあるが信じるな。死ぬぞ」 かつ…

あるドライバーへの追憶

私は今でも「何故コリン・マクレーは1000湖で勝てなかったのか」と、考える時がある。 苦手意識があったのかな、などと想像もするが、しかし92年の1000湖では二度も横転しながら8位に滑り込んでいる(二度目は70m転がったらしい)。彼は最初からスプリンタ…

なんで金田のバイクに似てくるんだろう

国沢光宏さんの公式サイトで紹介されていた、ホンダの「自立する二輪バイク」の映像を見て驚きました。かなり前から開発されている技術ですが詳しくは知らなかったため、あらためて感心してしまいました。 何より驚いたのはその構造です。静止中はバランスを…

ハセガワ サバンナ RX-7 

ハセガワの24分の1”サバンナ”RX-7が完成しました。 最近のハセガワさんは、昔の人気車を新金型で続々と発売されています。しかもクルマに限らず二輪まで同様のペースで開発するという八面六臂ぶり(黒赤KR絶対作る)。何事でしょうか、これは。 それにし…

紅葉

昨日、またもやツーリングに出かけました。250に乗り換えて気軽に走れるようになったということもありますが、何より今、仕事が無くてヒマなんですね。どうしよう。 お隣の宮崎まで足を延ばすと、美しい紅葉を見ることができました。今いるところは走り出せ…

机上の

「カーアンドドライバー」11月号にトヨタのバッテリー戦略について書かれた記事があり、興味深く読みました(あまり分かっていませんが)。この記事では主にバッテリーについて語られていましたが、最近の雑誌やネット上での電気自動車に関する記事では、…

夜空を見上げて

先日グーグルが、おすすめ記事だからお前読めとばかりに、オートメッセウェブというサイトの『「フレキシブルタワーバー」はまさに「コロンブスの卵」だった』という記事を紹介してくださいました。それによるとSTIフレキシブルタワーバーの分割部はピロボー…

MTがあればこのクルマは完成する インプレッサスポーツSTI (2)

さっき近所のトヨタ店の前を通ったら、敷地中を掘り返してたんですが、そこに、どういうわけか自衛隊の3トン半が1台おりました。なんか出たんですかね。 まだまだ走り足りなかった私はオーナーにもう少し待ってくれとお願いしていたのですが、願いかなわず…

MTがあればこのクルマは完成する インプレッサスポーツSTI (1)

現行型インプレッサスポーツSTI(FF)を運転する機会がありましたので、感想を述べたいと思います。 私にとってはGC8以来のスバル車(他人のクルマだけど)、しかもスバルのFFに乗るのは初めてということで、久しぶりにとてもワクワクしてしまいました。 パ…

何のための更新なのか

昨日、久しぶりにバイクに乗ってツーリングに出かけました。一人で淡々と走って、人の少ない休憩所や道の駅で缶コーヒーなんか飲んで帰ってくるようなツーリングですので、ちょっと寂しいですが時代に即した趣味ではあると思います。 さて、出発して間もなく…

短編の記憶

夏の思い出 小学五年生の夕子ちゃんは、礼儀正しくて、ちょっと内気な女の子である。お父さんは「夕子は、まじめなんだよね」と言ってくれるが、本当はそんな自分があんまり好きではない。でも、まだ八月の半ばだというのに夏休みの宿題をすっかり終えてしま…

考え方 9

・同乗者について 2 後部座席 高級車は別として、大抵のクルマの後席は居住性が前席より劣っています。例えば座席の真ん中にアームレストが装備されていないと体の抑えがきかず、カーブの度にいくらか足を踏ん張ることになり、疲労します。ドア内張と距離が…