若者のクルマ離れが叫ばれて久しいですが、それでも運転免許を取得して自由にクルマを乗り回してみたいと考える人はたくさんいるでしょう。あるいは免許は取ったものの、どうも運転するのが怖いといった方もおられると思います。
私自身について言えば、父親に始まって親戚のおじさん、教習所の教官、ドラテク本にビデオ、クラブの先輩など様々な方にクルマの運転を教わってきました。おかげでボロボロのオヤジになった今も何とかステアリングを握っていられます（もっとも、一番の教師は愛車達だったのかもしれませんが）。そういった事もあり、今度は自分の経験が初心者の皆さんのために何か役立てばと考え、いくつかクルマの運転に関する話をさせてもらおうと思い立ちました。
と言っても、もちろん私はプロドライバーでもなければ教習所の教官でもありませんから、大した事は言えません。聞いた話の紹介とかこんな失敗をしたとか、まあその程度です。しかも例として挙げる事柄は１０年、２０年前のクルマが基準になるでしょう。ましてやクルマの自動運転化や安全技術が進んでいる現代に、どれほど人間側の操作が重要視されているのかという疑問もあります。
それでも、たった一人でもこれが役に立ったと思ってもらえればと願って、始めてみます。
